ここ近年、従来から利用されている4Gから5Gへの転換が進められています。
通信インフラを入れ替える際には、どのような整備が必要なのでしょうか。
今回は、5Gに必要なインフラ整備についてお話します。
▼5Gとは
5Gとは「第5世代移動通信システム」のことを指します。
5Gの主な特徴といえば、
・とても速度が早く容量が大きい
・たくさんのネットワーク接続が同時にできる
・遅延が少なく信頼性がある
といった点です。
5Gは、世界的に普及が進められています。
日本では2020年春から、スマートフォンをはじめとする商業でのサービスが開始されました。
5Gはこれからの通信を多用するIoT時代に向けて、スマートフォンだけでなく通信を利用するあらゆる物のための通信インフラとして整備されています。
▼5Gを利用するために必要なインフラ整備
■基地局の増設
5Gは4Gよりも高い周波数を利用するため、障害物に弱いという特徴があります。
その特徴から、4Gよりも狭い間隔で基地局の増設が必要です。
また、衛星通信が使用している周波数と近いため、混同しないように対策をする必要があります。
■光ファイバーの普及
5Gの無線環境を実現するためには、主要な基地局を繋ぐ光ファイバー網の普及も必要です。
光ファイバーは回線速度が安定しており、速度も速いという特徴があります。
高速大容量の通信の実現のため、政府も予算を割り当てて光ファイバーの普及を進めています。
▼まとめ
5Gとは、多くの通信を利用するこれからの社会に必要な通信インフラです。
より多くの地域での実用化に向けて、さまざまなインフラ整備・対策が進められています。
当社では愛知県を中心に、工場の通信設備工事を承っております。
工場設備の自動化などに必要な通信建設工事・光ファイバー工事も行いますので、ぜひお問合わせください。