LANケーブルを屋外に設置する際の注意点


LANケーブルは屋内に設置するイメージが強いですが、1階から2階にケーブルを通す場合など屋外に設置するケースもあります。
屋外は雨や風にさらされるなど屋内とは条件が異なるため、設置する際にはいくつかの注意点があります。
どのような点を注意しなければならないか解説しましょう。
▼LANケーブルを屋外に設置する際の注意点
■LANケーブルが踏みつけられないような工夫
屋外にLANケーブルを配線する際、設置場所によってはケーブルの上を人や車が通ることがあります。
頻繁にケーブルが踏みつけられると、そのぶん劣化が早くなります。
「人や車が通るようなルートは避ける」「地中を通す」「プロテクタを使用する」など、ケーブルが踏まれないような工夫をしましょう。
■配線の距離
LANケーブルで安定した通信ができるのは、一般的には100m程とされています。
これを超える場合は、HUBを置いて中継しなければなりません。
HUBの設置には、電源が必要になります。
■雨や紫外線対策
屋外に設置する場合、屋外専用のケーブルを使用します。
屋内用のものに比べ耐久性は高いものの、雨や風・紫外線にさらされると劣化が進みます。
雨などにさらされやすい場所に設置する場合、ケーブルを守るための保護材や防水テープを使用する必要があります。
▼まとめ
LANケーブルを屋外に設置する際は屋内とは条件が異なるので、傷みや劣化に配慮することが大切です。
また安定して通信できる配線の距離は100m程となっているので、この点も注意しましょう。
屋外のLANケーブル設置は、専門的な知識やスキルが必要な場合があります。
難しい場合は、当社にご相談ください。

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