安全帯の種類と使い方について


安全帯は、高所からの転落を防ぐために装着する保護具です。
安全帯にもさまざまな種類があり、用途に合わせて使い分ける必要があります。
そこで今回は、安全帯の種類と使い方について解説します。
▼安全帯の種類
■1種安全帯
胴回りに装着する安全帯で、幅広い作業に用いられています。
ロープ式・ストラップ巻き取り式・U字つり専用・1本つり専用などがあり、作業場所や作業内容によって適切なものを使用します。
■2種安全帯
フルハーネス式の安全帯で、全身を支えられるような構造になっています。
主に高所や危険性が高い場所での作業時に使用され、万が一落下しても衝撃を最小限に抑えられるショックアブソーバが搭載されているのが特徴です。
■3種安全帯
ベルトを胴回りと太ももに装着する安全帯です。
傾斜での作業や高所の窓拭きをする際に使用されています。
▼安全帯の使い方
安全帯は正しく装着して正しく使用しなければ、最大限の効果を発揮しません。
まずは正しくベルトを装着し、第三者に確認してもらうことが大切です。
そして落下時の衝撃を防ぐために、D環よりも高い位置にフックを取り付けます。
また、安全帯のロープが支持物の角に当たると切れてしまう恐れがあるため、ロープが角に当たらないように注意しましょう。
▼まとめ
安全帯には1種安全帯・2種安全帯・3種安全帯の3種類があります。
それぞれベルトを装着する位置が異なり、作業場所や作業内容によって適した安全帯が異なります。
また、安全帯は正しく装着して正しく使用しなければ効果が半減してしまうため注意が必要です。

関連記事

TOP