光ファイバーケーブルの接続方法の種類とは?


光ファイバーケーブルには、いくつかの接続方法があります。
接続方法によって、特徴や注意点があるのでそれぞれ知っておくと安心です。
そこで今回は、光ファイバーケーブルの接続方法の種類についてご紹介します。
▼光ファイバーケーブルの接続方法の種類
■融着接続
融着接続は、ガラス製光ファイバーの先端を熱して融解し、光ファイバー同士を接着させます。
接続方法の中でも接続損失が少なく、テープ心線をまとめて接続することが可能です。
高価でメンテナンスが必要ではありますが、接続精度は優れています。
■メカニカルスプライス接続
メカニカルスプライス素子という専用の接続部品を使って接続します。
電源が必要ないので、融着接続と比べると短い時間で作業が可能です。
しかし、接続損失は融着接続よりも大きいので不具合のリスクがあります。
■コネクタ接続法
専用のコネクタを使って接続します。
コネクタのロックさえ外せば、簡単に光ファイバー同士を着脱させることが可能です。
コネクタ先端は自由に選べ、機器に直接接続できるのはコネクタ接続法ならではのメリットといえます。
接続損失は融着接続よりも大きいですが、コネクタと光ファイバーの種類によって異なるのが特徴です。
▼まとめ
光ファイバーケーブルの接続方法の種類は、融着接続・メカニカルスプライス接続・コネクタ接続法があります。
光ファイバーケーブルを接続する際は、接続方法の種類や特徴・メリットを知ったうえで選ぶのがおすすめです。
それぞれ特徴が異なるので、設備に必要な環境に合う接続方法を選びましょう。

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