光ファイバーケーブルはインターネット回線などに使われますが、使い続けるとだんだんと劣化してきてしまいます。
では、光ファイバーケーブルの耐用年数はどれくらいなのでしょうか。
詳しくご紹介します。
▼光ファイバーケーブルの耐用年数について
■物理的耐用年数
物理的耐用年数は、物理的または化学的要因により本来の機能が発揮できなくなる年数のことをいいます。
一言でいうと物の寿命で、光ファイバーケーブルに当てはめてるとデータ通信をおこなう機能が問題なく使える年数のことです。
光ファイバーケーブルの物理的耐用年数は、使用している場所や状況によって異なります。
屋内での使用は20年、屋外での使用は15〜20年が目安です。
■経済的耐用年数
経済的耐用年数は、ものを継続して使うためにかかる補修や修繕、費用が改築費用を上回る年数のことをいいます。
補修具合や修繕具合によるので、具体的に何年と判断するのは難しいです。
▼光ファイバーケーブルの耐用年数が短くなる理由
光ファイバーケーブルは、外部から何らかの力が加わると劣化してしまいます。
例えば、衝撃や振動・踏みつけや過度な曲がりなどです。
他にも急激な気温変化・過電圧や過電流・化学物質の付着・浸水などがあります。
▼まとめ
光ファイバーケーブルの耐用年数は、物理的耐用年数でいうと15〜20年ほどです。
経済的耐用年数は使用されている状態によって異なるので、実際の年数を判断するのは難しいといわれています。
また耐用年数に限らず、光ファイバーケーブルに負担がかかる使い方をすると耐用年数は短くなってしまうので注意しましょう。